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月刊『センチュリー』取材日記

言葉という生き物

『雰囲気』という言葉を、『ふいんき』と発音する人が増えているように感じます。
小生の親しい人の数人が、『ふいんき』と言いますが、ワープロ入力は『ふんいき』で、漢字表記も『雰囲気』。
発語と表記とで、きちんと使い分けをしているのに驚きました。
そして、気をつけて周囲を見渡してみますと、そういう人は案外と多く、世代格差もそれほど大きくはない。
となると、『雰囲気』の発音というかルビが、『ふいんき』でも問題なしとされる日も、そう遠くはないと言えそうです。
実際、『重複』の読み方は『じゅうふく』、『早急』も『そうきゅう』と『さっきゅう』の二本立てになって久しいわけですし……。

日本語に限らず、どのような言語も、特に口語体では発音や発語の変化は珍しいものでないそうです。

とは言え、『月刊センチュリー』の取材記者を務める身としては、できるだけ正しいと言われる日本語を使わねばならないと、姿勢を正してしまいます。
同年代の気心の知れる仲間との会話では問題なくとも、年長の方々には失礼に当たる言い回しもあるだけに、言葉遣いには細やかな配慮が、おそらくは社会人としては不可欠だと思うのです。

ビッグデータに思いを馳せてしまいました

回転寿司に出掛けてみたら、回ってくるのはマグロ系ばかり。
個人的に、あまりマグロにこだわりがないというか、
ほかのネタの方が好きなので待ってみたのですが、
なかなか他のものが来ないわけです。
しかし、暫くしてお客様の出入りが賑やかになり、回るお皿もバラエティ豊かに……。

来店時に大人と子どもの割り振りを申請し、案内を待つシステムなのですけれど、
席を待つと決めた瞬間に次の商品に、年齢層を反映したネタが回り始め、
注文の入ったものも少しずつ手厚く回し始めて……というような、
店内データが、POSなどの情報に上乗せされるのだろうと、
思わず、バックヤードに思いを馳せてしまいました。

『月刊センチュリー』の取材でも、特に飲食や食品販売などの分野では、
来店客の年齢や性別などを判定して、補充や品揃えに反映するというお話を、
以前に伺ったことがありました。
それをこの目で確認できた、良い経験を得られました。

雑誌の存在意義

少女漫画家の大御所が、伝説的マンガの続編を掲載して、少女マンガ雑誌では異例の増版が決まったとか。
そう言えば、マンガに限らず、雑誌を買わなくなりました。
その傾向はかなり進行しているらしく、とうとう書籍の売上げが雑誌の売上げを上回ったそうです。
そのニュースに、そんなにヒットした書籍ってあったかなぁなどと思ったのですが、話題作もあったけど、それと同じか、それ以上に雑誌の売上げが落ちているのだろうと。

今や、イベントや映画、ライブ・音楽などの情報はネットで、無料でチェックできます。
積極的に情報を発信しているアーティストや関係者もおられますし、わざわざ雑誌を買う必要性が希薄になっているわけですね。
そして、ファッション雑誌にしても、最新のトレンドが画像付きで発信されていますから、わざわざ買い求める必要はない。
人気芸能人やスタイリスト、デザイナーたちが個人的にSNSで発信したりもしているので、こちらを参考に服を買えばいい。

小生は紙媒体世代ですが、やはり、デジタルとアナログを使い分けていますし、若い人ならば一層、その傾向が強いでしょう。
しかし、雑誌の良さもあるわけです。
ページをめくる時の感触は、デジタルツールでは得られない、独特のものです。
その個性を生かしながら、新たな展開を模索していただきたいですね。
# by nlwriter | 2016-06-10 09:01 | 本と映画

水素水……

基本的には、鰯の頭も信心という姿勢なので、ひそやかに嗜むならよし。
しかし、昨今のもてはやされように、昔懐かしの紅茶キノコを思い出し、
多分、信じる者は救われる程度と認識しています。

日本の水道水は、世界でも屈指のハイレベル。
水道水をボトルに詰めて売る商売が、洒落でも成立するのですから、
更に何かを添加する必要性は感じません。

既に記憶も朧気になっていますが、水は色々とビジネスになりがちなので、今ひとつ信頼できない。
それが、個人的な意見です。
# by nlwriter | 2016-06-09 17:50 | ニュース

歯を大切に……

歯の健康週間です。
『月間センチュリー』で取材させていただく歯科医院の方々も、予防医療に注力されています。
歯の健康を保つことは、全身状態を良好に保つことにもつながり、健康寿命を伸ばすことは知られるようになりました。
しかし、まだまだ、予防医療としての認識の啓蒙は十分だと言えないとのこと。
歯科医療技術は年々進歩し、予防措置の効果も高まっています。
それを確実に伝えるためにも、定期検診に来てほしいのだそうです。

しかし、社会人になると忙しさにかまけて、なかなか行かないンですよね。
反省ひとしきりです。