言葉という生き物
『雰囲気』という言葉を、『ふいんき』と発音する人が増えているように感じます。
小生の親しい人の数人が、『ふいんき』と言いますが、ワープロ入力は『ふんいき』で、漢字表記も『雰囲気』。
発語と表記とで、きちんと使い分けをしているのに驚きました。
そして、気をつけて周囲を見渡してみますと、そういう人は案外と多く、世代格差もそれほど大きくはない。
となると、『雰囲気』の発音というかルビが、『ふいんき』でも問題なしとされる日も、そう遠くはないと言えそうです。
実際、『重複』の読み方は『じゅうふく』、『早急』も『そうきゅう』と『さっきゅう』の二本立てになって久しいわけですし……。
日本語に限らず、どのような言語も、特に口語体では発音や発語の変化は珍しいものでないそうです。
とは言え、『月刊センチュリー』の取材記者を務める身としては、できるだけ正しいと言われる日本語を使わねばならないと、姿勢を正してしまいます。
同年代の気心の知れる仲間との会話では問題なくとも、年長の方々には失礼に当たる言い回しもあるだけに、言葉遣いには細やかな配慮が、おそらくは社会人としては不可欠だと思うのです。
小生の親しい人の数人が、『ふいんき』と言いますが、ワープロ入力は『ふんいき』で、漢字表記も『雰囲気』。
発語と表記とで、きちんと使い分けをしているのに驚きました。
そして、気をつけて周囲を見渡してみますと、そういう人は案外と多く、世代格差もそれほど大きくはない。
となると、『雰囲気』の発音というかルビが、『ふいんき』でも問題なしとされる日も、そう遠くはないと言えそうです。
実際、『重複』の読み方は『じゅうふく』、『早急』も『そうきゅう』と『さっきゅう』の二本立てになって久しいわけですし……。
日本語に限らず、どのような言語も、特に口語体では発音や発語の変化は珍しいものでないそうです。
とは言え、『月刊センチュリー』の取材記者を務める身としては、できるだけ正しいと言われる日本語を使わねばならないと、姿勢を正してしまいます。
同年代の気心の知れる仲間との会話では問題なくとも、年長の方々には失礼に当たる言い回しもあるだけに、言葉遣いには細やかな配慮が、おそらくは社会人としては不可欠だと思うのです。
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by nlwriter
| 2016-06-14 07:45
| 月刊センチュリー